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2025

2025年度ラストシーズンへの意気込み【#03 土谷太一】

こんにちは!DEの土谷太一です。

まず始めに、平素より武蔵大学アメリカンフットボール部を支援してくださっている保護者の皆様、OB・OGの皆様、学校関係者の皆様、すべての関係者の皆様に感謝申し上げます。引退が間近に迫っていることを、この文章を書きながらもまだ実感できていませんが、自分の4年間を振り返ってみたいと思います。


【1年生時】

アメフトという競技のことはまったく知らず、最初は適当なサークルに入り、バイトでもしてのんびり大学生活を送るつもりでした。そんな中、新歓期間中に先輩方と話す中でアメフトに興味を持ち、この方々と一緒に部活動に取り組みたいという気持ちが芽生え、入部を決意しました。そして、正式に入部した後、ポジション決めを行い、ラインメンに配属された時、ボールに触ることなく、週5日間ひたすらにスタートとヒットの練習をするということに、同期OLの洋介と一緒に絶望したのを覚えています。当時の4年生の先輩が熱心に指導してくれていたのにも関わらず、絶望しているのも今考えれば本当に礼儀知らずだったと思います。当時はとにかく練習が嫌で、理由をこじつけ、部活を休んだりしていました。そうして迎えた夏。洋介くんが部を辞めてしまい、自分ひとりだけが同期ラインメンとして残ることになりました。正直、果てしない孤独を感じました。なんとか夏の練習を乗り越え、迎えた秋のシーズン。3戦目の創価大学戦からDEとしてスタメン出場し、当時は勝利に貢献できたと思い込んでいました。ですが、最終戦の埼玉大学戦では、相手OLに圧倒され、完敗。自分の力不足を痛感し、悔しさとともに1年目のシーズンを終えました。


【2年生時】

敬愛していた4年生が引退し、後輩ができる立場に。そんな中、チームは大きな危機を迎えました。選手数は11人ぴったり。新歓に失敗すれば、部の存続すら危ういという状況でした。そういった状況で緊張感最大の新歓期間が幕を開けました。結果、全員が全力で新歓に取り組んだことで、ポテンシャルの高い新入生(現3年生)を多く入部させることができ、チーム最大の危機を乗り越えることができました。(1年夏に退部した洋介くんもこの頃に戻ってきました。)また、「11人しかいない」という現実を前に、自分自身の意識も大きく変わり、DLクリニックなどに参加してスキルアップを目指すようになりました。秋シーズンが到来し、このシーズンは連戦連勝し続けました。当時のキャプテンであるレイトさんを中心にディフェンスが躍動し、ロースコアゲームをものにしていき、勝ち点上は1位(直接対決の結果、順位は2位)という素晴らしい結果でシーズンを終えることができました。


【3年生時】

いよいよ上級生になりました。「上級生として恥ずかしくない活躍をする」と意気込んで臨んだ四大戦初戦の成蹊大学戦。結果は6-40の大敗、そして自分自身も大怪我を負ってしまいました。何もできずに敗北してしまった無力感に加え、怪我のせいで数週間の絶対安静と共に、アメフトをもう引退しなければならない可能性も示唆され、メンタルがボロボロになりました。そんな中で、アステレティックトレーナーの早崎さんや佐藤さんに支えていただいたり、チームドクターに診ていただくことで、リハビリを行い、少しずつ復帰のための練習を行っていけました。春シーズンの試合には出られなかったものの、秋シーズンの初戦で数プレイ出場することができ、2戦目からスタメンとして復帰することができました。その後4戦目の電気通信大戦で、0-27という結果で大敗しました。今思えば、チームとしての方向性の不在、自分のスカウティング不足、試合中の修正力のなさが敗因でしたが、当時はただただ悔しく、落ち込むことしかできませんでした。続く最終戦の千葉大学戦にも敗れ、この年は自身のアメフト人生で最も悔しい、敗戦の多いシーズンとなりました。


【4年生春シーズン】

ラストイヤーになりました。すぐに四大戦がはじまり、初戦は学習院大学でした。自分の中で学習院は格上という印象で、試合直前までずっと緊張していました。試合が始まり、1Q始まってすぐ相手のフィールドゴールで三点を失点しました。その後、相手の良いパントなどもあり、相手ペースに飲み込まれてしまいそうでしたが、LB3年鈴木のインターセプトでモメンタムを引き寄せ、その次のオフェンスでRB3年甲山がタッチダウンを取り、勢いをこっちのものにしました。その後もWR2年竹内のロングゲインなどの好プレーがあり、最後にDB4年けんとのpick6で相手にとどめをさし、数年ぶりの四大戦勝利を飾ることができました。その後の四大戦決勝の成蹊大学相手にはオフェンスが躍動したものの、ディフェンスが踏ん張りきれず、昨年同様に敗北してしまいました。


【4年生秋シーズンに向けて】

自分最後の学生アメフトのシーズンが幕を開けます。私たちは全勝優勝という目標を掲げております。また、私個人の目標として、「将来の自分が後悔をしないようなシーズンにしたい」と思っております。今の同期、後輩、指導者、トレーナーの方々とフットボールができるのは、もうこの一年が最後です。だからこそ、何年後かにこのシーズンを振り返ったとき、「みんなと部活をやれて最高だった」と心から思えるようなシーズンにしたい。また、そのためには勝利が前提にあると思います。ですので、日々の練習に真摯に取り組み、最後まで勝利にこだわって走り抜けたいと思います。


自分の4年間の振り返りは以上になりますが、最後にお世話になった方々への感謝で締めさせていただきたいと思います。


【指導者の方々】

レイトさん 

Dコーディネーターとしてさまざまな部分で指導していただきました。

4年間ずっとご迷惑をおかけしましたが、ディフェンスをずっと指導していただき感謝しかありません。

自分が成長できたのはレイトさんのおかげです。ありがとうございました。

ゆめとさん

DLコーチとして、練習やパスラッシュなどさまざまな指導をしていただきました。

試合中も的確なアジャストをしていただき、DLとしてかなりやりやすくなりました。

ありがとうございました!


【両親】

さまざまな部分で助けていただきました。

4年間続けることができたのは2人のサポートがあったからです。


【ラインの先輩方】

コウさん

入部した後、初心者の自分に対しDLの指導をしていただきありがとうございます。

コウさんに言われた「試合の時はチームで一番おしゃれしていけ」という指示を今も守り続けています。

チャックさん

初心者の自分にOLとしての指導ありがとうございました!ラインユニットの統率力はチャックさんの右に出る人いませんでした。

ひろむさん

パスプロ、パスラッシュの指導ありがとうございました。両足怪我してるのに出続けていた勇姿がずっと目に焼きついています。

ゆうとさん

現役の頃から一個上の先輩としてさまざまな指導をありがとうございます!ゆうとさんのパスプロのおかげでDLとして成長できました。

なぎさん 

何も知らない自分に優しく指導ありがとうございました!去年のシーズン一緒にやれて嬉しかったです!


【ライン以外の先輩方】

つばささん

1年の時一緒にやったライブスタッフめちゃくちゃ楽しかったです。練習時もわからないことあったらすぐ教えていただきすごく助かりました。

ありがとうございます!

カイさん

去年のシーズン、ディフェンスリーダーとしていろいろお世話になりました!相手からボールをもぎ取ってタッチダウンとったのマジで凄かったです。


【ラインの後輩たち】

ライム

一番成長したのライムだと思う。

最初はどーしようもない1年生が入ってきたと思ってたけど、OLとしてもDLとしても練習頑張ってるし、筋トレもしてデカくなったのほんとすごい。これからも頑張ってな。

ハクト

結構ビッグプレイとかもするのナイス。パント助かってます

武田

遅刻すんなよ〜

ハル

信頼を置いてます。硬くて強いエッジに成長してくれてありがとう。サック期待してます。

ゴンザ

筋トレ頑張れ、ゆうとさんの後継ぎで大変だと思うけどポテンシャルはえぐいからいけるよ。

1年生

いっぱいご飯食べて、筋トレして、強くなってください。どんな時代でも、「ラインが強いチームは強いチーム」です!


【LBの後輩たち】

シオン

経験者としての知識にいつも助けられてます。ありがとう。また肉食べ行こう!

鈴木

後ろいると安心する。センスあるプレイヤー。留学終わったらアメフト部戻ってこいよ!!

たっちゃん

たっちゃんもめちゃくちゃアメフトプレイヤーとして成長したと思う。ハードタックル量産しまくって頼れるLBとして頑張れ!


【同期たち】

ひろ

OLとQB以外は全ポジやってた経験者のひろくん。すごくアメフトも上手で、筋トレもいっぱいしてて、すごかったです。


けんと

キャプテンとしてチームを率いてくれてありがとう。ケントがDBとして後ろにいるとめちゃくちゃ安心する。


洋介

出戻りでOLリーダーを務める努力家。戻ってきて体重増やしたりするのも大変だっただろうけど、努力がほんまにすごいと思う。

戻ってきてくれてありがとう。


あつき

ポジション全然違うから一緒に練習したりとかなかったけど、統率力とか目を見張るものがありました。もう1年頑張ってな!


かずし

QBとして4年目でめちゃくちゃ成長したと思う!社会人とかでも頑張れ!


最後に

この4年間、決して楽な道のりではありませんでした。

けれど、このチームでの苦しみや悩みもすべて、自分にとってかけがえのない経験です。

それは、周りにいてくれた同期、先輩、後輩、指導者、トレーナーの方々のおかげです。


本当に、ありがとうございました。

残りわずかなシーズン、全力で、悔いなく、戦い抜きます。



4年 DE 土谷太一


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